ChatGPTで要介護3の利用者の機能訓練の目標・訓練を聞いてみた

世の中ではOpenAIのChatGTPが話題になっています。

GPT-4で機能訓練の計画を立てることについて質問をすると、かなりリアルな答えを返してくれました。ChatGPTの出した答えを紹介します。これからは人工知能の力を借りて、自分に足りない視点や言語化能力を補っていくシンギュラリティな世界が介護の分野にも広がっていく可能性があります。

OpenAIのChatGTP GPT-4に指示したこと

「要介護3で歩行に介助が必要な利用者について、個別機能訓練加算の要件である生活機能の構成要素である参加、活動、心身機能の要素をバランスよく組み合わせて機能訓練の長期目標・短期目標を設定してください。」

以下が回答です。

長期目標:

  1. 利用者の歩行機能向上と安全性の確保
  2. 社会参加の促進と生活の質向上
  3. 心身機能の維持・向上を目指す

短期目標:

  1. 歩行介助の必要性を減らす
  2. 自宅周辺での外出の自信をつける
  3. 趣味や興味を持つ活動に参加できるようにする
  4. 心身機能の安定化と向上を図る

具体的な機能訓練:

歩行能力の向上

  • 筋力トレーニング(下肢の筋力強化)
  • バランス能力向上のための訓練(片足立ちやタンデムウォーク)
  • 短距離の歩行練習(歩行器や杖の使用を含む)

参加・活動

  • 趣味や興味を持つ集団活動への参加支援(例: 園芸クラブ、手芸クラブ、音楽鑑賞会)
  • 地域のイベントへの参加を促す(例: 季節の祭りや講演会)
  • 交流会やレクリエーション活動の企画・実施(例: カルタ大会や映画鑑賞会)

心身機能

  • ストレッチや呼吸法を取り入れたリラクゼーション法の習得
  • 精神面のサポート(カウンセリングや支援者とのコミュニケーション)
  • 栄養面のサポート(バランスの良い食事の提供や食事の摂り方の指導)

これらの長期・短期目標を達成するために、定期的な評価と目標の見直しを行い、利用者のニーズに応じて機能訓練の内容を調整します。目標達成に向けた進捗状況や達成度を共有し、利用者と一緒に喜びを分かち合い、更なる目標に向けて励みます。

 

上記が人口知能が考えてくれた内容ですが、なかり進歩していますね。より詳しい条件を入れると、もっと具体的でその人に合った内容も出てくるので人の仕事をサポートしてくれる存在として重宝されそうですね。

 

この記事を書いた人

管理人

機能訓練指導員ネットワーク代表、介護保険分野の機能訓練を解説しています。