2021年介護報酬改定情報

2021年4月からの通所介護の個別機能訓練加算(Ⅰ)イ・ロ、加算(Ⅱ)の変更点・単位数


5m歩行速度(通常・最大) 運動器の機能・体力測定方法
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体力測定の「5m歩行速度(通常・最大)」の測定方法・準備・声掛け方法について紹介します。高齢者・要支援・要介護の方の運動器の機能の状況を客観的に把握するために体力測定は有効で、よく取り組まれる測定項目に「5m歩行速度」があり、5m通常歩行速度と5m最大歩行速度を測定します。

5m歩行速度テストの準備品

前後予備路3m、測定区間5mの計11mの歩行路用意します。

  • マスキングテープ
  • ストップウォッチ
  • 記録用紙、筆記用具

5m歩行速度テストの測定方法

5m歩行速度の測定方法

  1. 振り出した脚(遊脚相)の足部が測定区間始まりのテープ(3m地点)を超えた時点から、測定区間終わりのテープ(8m地点)を振り出した脚(遊脚相)の足部が超えるまでの所要時間をストップウォッチにて計測します。
  2. 測定は通常歩行速度1回、最大歩行速度2回を測定し記録します。
  3. 測定値は小数点第二位以下を四捨五入して、小数点第一位で記入(例:6.1秒)

5m歩行速度テストの声掛け方法

5m通常歩行速度の声掛け

通常歩行速度を測る場合は「いつものように歩いてください」と声掛けして実施してもらいます。

5m最大歩行速度

最大歩行速度は、1 回目は「出来るだけ速く歩いてください(走らないでください)」と声掛けし、2 回目は「もう一度できるだけ速く歩いてください」と声掛けします。

 

2021年(令和3年)介護報酬改定 新加算の算定要件・単位数
2021年4月からの通所介護の個別機能訓練加算の変更点
個別機能訓練加算<個別機能訓練計画書の作成方法>2021年報酬改定対応版
2021年版 個別機能訓練計画書の目標例(心身機能・活動・参加)
個別機能訓練加算<実施方法・訓練時間・評価内容>2021年報酬改定対応版

「入浴介助加算(Ⅱ)」の算定要件・Q&A
ADL維持等加算(Ⅰ)ADL維持等加算(Ⅱ)の算定方法/単位数
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